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2013年9月18日水曜日

9月18日

骰子の一擲はけっして偶然を廃棄しないだろうが
さっそくテーバはディーヴァに豹変するかの如く
こんな記事を書いているじゃないかよい子だねえ


《記事に落とし込んだことは落とし込んだけども、誰が得するんだこんな記事?
「蓮實重彦について2


もっとも誰が得するんだこんな記事? 
ってのはいささかけったいな文だなあ
このメタ言語的位置はなんだろうねえ


いずれにせよ得する人間はすくなくとも一人はいると思うがねえ
テクストⅠからテクストⅡへの移行により反応性が斑としてしか
残らないようになり夜郎自大のどや顔に化粧をすることができる



《彼の書くものの中には、二種類のテキストがある。テクストⅠは反応的(反作用的)であり、その動因となっているものは、さまざまな憤慨、恐怖、内心での反論、軽い偏執病、防衛、いさかいである。テクストⅡは能動的(作用的)であり、その動因は、快楽である。しかし、書かれ、訂正され、“文体”の虚構に順応するにつれて、テクストⅠそれ自体も能動的となっていく。そうなると、それはみずからの反応性の表皮を失い、その反応性は、わずか、ところどころに斑(ささやかな丸括弧にかこまれた斑点)としてしか残らない。》(バルト)